Athletic GeeK

諸君、私はサカ速が好きだ。私もサカ速が大好きだ。


2010/09/14(火) 16:59:59

【映画】故・黒澤明監督の生誕100年・・・海外と日本の「温度差」とは

1 :ね( ゚Д゚)こφ ★:2010/09/06(月) 01:28:58 ID:ςςς0

「誰もが認める、現役最高の監督です」

1990年3月、米アカデミー賞の授賞式。壇上に並んだジョージ・ルーカス(1944年〜)とスティーヴン・スピルバーグ(1947年〜)の両監督が、緊張した表情で「アキラ・クロサワ」を紹介した。会場にどっかと構えた身長180センチの黒澤明(1910〜98年)は、万雷の拍手の中、ゆっくりと登壇。名誉賞のオスカー像をルーカスから手渡され、大きな右手で握る。“クロサワ”の影響を最も強く受けて映画の道に入り、“クロサワ”を指針とし、いまやハリウッドの頂点に立つ2人の〈チルドレン〉が、〈師(マスター)〉の姿を眩(まぶ)しそうに見上げた。

まるで黒澤映画を見るように、といったら本人は激怒するに違いないが、この中継映像は一瞬で、きわめて雄弁に、日本が生んだ「世界のクロサワ」の実像をわれわれ日本人の目に焼き付けた。風格、圧倒的な存在感、いかに海外で敬愛されているか。

そして、この粋な計らいを用意したのが、黒澤が尊敬してやまない映画監督、ジョン・フォード(1894〜1973年)を生んだ〈映画の都・ハリウッド〉であった。

晴れ舞台でのスピーチは、世界の映画を愛する人々を感銘させた。

「誠に光栄に思います」。そう切り出した黒澤は「しかし、はたして私がそれに値するかどうか少し心配です。なぜなら私はまだ映画が解っていない」。聴衆がどよめいた。「あ、いや、その…、映画というものをまだ、しっかりつかんでいないような気がするからです」

そこからが黒澤の真骨頂だった。「映画というものはすばらしい。しかし、このすばらしく美しいものをつかむのは大変むずかしい。私はこれからもこの映画というすばらしいものをつかむために全力を尽くすつもりです」

(続く)
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/entertainment/showbiz/snk20100905076.html


[三船という名前の迫力]の続きを読む