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2013/05/30(木) 23:05:11

気持ちの入ってない「ファンの皆さんのおかげ」「応援よろしくお願いします」ばかり…なぜ、ヒーローインタビューはつまらないのか

1 :大梃子φ ★:2013/05/29(水) 11:34:41.42 ID:???0
プロ野球の試合後には、必ずヒーローインタビューが行われる。いつからか、やり取りは形式的なモノになっており、「ファンの皆さんのおかげで打てました」「応援よろしくお願いします」という感謝や懇願の言葉を、気持ちの入らないままに、まるで定型文を読むかのごとく喋る選手が目立っている。

もちろん、インタビュアーの振りが形式的な言葉を誘発している面は多分にある。だが、かつてはインタビューアーからマイクを奪い、自分の言いたいことをしゃべった選手もいる。

長嶋監督が『国民的行事』と呼んだ“10.8決戦”の1週間前となる94年10月1日、中日とデッドヒートを繰り広げていた巨人は、東京ドームでのヤクルト戦に負ければ首位陥落の危機にあった。2対0とリードした7回裏、2死二、三塁から岡崎が敬遠され、満塁の場面で2番・川相がバッターボックスに立った。敬遠に燃えた川相は、走者一掃となるタイムリー二塁打。この回、原の三塁打の後に、元木のスクイズ失敗で相手に傾いたイヤな流れを断ち切る、貴重な一打だった。

そして、ヒーローインタビューに呼ばれた川相は、アナウンサーの質問を遮り、「勇太、拓也、成美、パパ、頑張ったよ〜!」とスタンドにいる家族に向かって絶叫した。その後、「スタンドに来てくださったファンの皆さん、応援ありがとうございました。明日からも頑張りますので、どうか応援よろしくお願いします!」と頭を下げた。

のちに、川相は著書『明日への送りバント』の中で、 

「本当はあのとき、私がいちばんメッセージを伝えたかった相手はチームメイトでした。まだあきらめるような状況ではないのにチームのムードがすっかり沈滞していたので、なんとか鼓舞して盛り上げたいという思いがありました。私は、私の心の中の熱い闘志を示す手段をずっと探していました」

と振り返っている。

ヒーローインタビューほど、人々の注目を集められる舞台はない。にもかかわらず、最近の選手はどうもヒーローインタビューをおざなりにしがちではないか。もちろん、気持ちのこもった言葉を発する選手もいるし、パフォーマンスで盛り上げる選手もいる。だが、あまりにも形式的なやり取りで終わるケースが頻発しているように思えて仕方ない。

なぜ、プロ野球選手のヒーローインタビューはつまらないのか?それは、「なぜ、プロ野球選手が高い年俸をもらえるのか」を理解していないからだと思われる。

もちろん、プロは高い技術を見せ合うことが第一である。それをなくして、プロとは呼べない。ただし、高年俸の中には、技術以外のエンターテイメントの部分も含まれているはずだ。

プロ野球は、スポーツという枠を超え、エンターテイメントとして成立しているから、選手は数億円ももらえる。それなのに、何の工夫もないヒーローインタビューばかりではシラケてしまう。

「ファンの皆さんのおかげで打てました」「応援よろしくお願いします」

ファンは同じ言葉でも、気持ちが入っているかどうかを聞き分けられる。

「じゃあ、なんてしゃべればいいんだ?」と思うだろうし、「インタビューのフレーズ考える暇があるなら、練習した方がいいだろ」と考えるだろう。全くもって、その姿勢はプロとして正しい。だから、いっそうのこと、お立ち台でもっとも多用されるこの2フレーズは禁止にしたらどうか。禁止にすれば、新たな自分なりの言葉が生まれてくるはずだ。

中には寡黙な選手がいてもいい。だが、なかにはしゃべりの名手のような選手がいても悪くない。

http://npn.co.jp/article/detail/67620048/



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